本記事では、ペアーズを他のマッチングアプリと比べた時のデメリット(不利な点)について解説しています。
目次
■男性は女性と出会うために課金する必要がある
ペアーズだけでなく、ほとんどのマッチングアプリにいえますが、相手と出会いたい場合、男性は有料会員になる必要があります(女性は無料会員で出会うことができるので次項まで読み飛ばしてください)。
ペアーズでは、相手を探して「いいね!」を送り合うと「マッチング」という状態となり、メッセージの交換が可能な状態になります。
この時、女性は無料会員であっても本人確認ステップ1さえしておけば、相手にメッセージを何通でも送ることができますが、男性は無料会員の状態だと、1通目しかメッセージを送ることができません。
よしだ
1通目のメッセージは、ペアーズの運営に審査されるため、LINE ID、メールアドレスなどの個人情報を送ることができません。
裏技と称して、1通目に個人情報を送る手口を解説しているサイトもありますが、そもそも1通目で無理に会おうとアプローチしても真面目に婚活・恋活している女性は引いてしまいます。
たかはし
ちなみにTinderなどのマッチングアプリであれば、マッチング、メッセージのやり取りまで無料でできます(より効率的にアプローチするための有料オプションはある)。
ただ、Tinderには
- 友達探しをしているユーザー
- そもそも婚活、恋活をしていないユーザー
- ビジネスパートナーを探しているユーザー
なども多いですし、絞れる検索条件もほとんどないため、ペアーズほど婚活、恋活には向きません(もちろんTinderでも恋人を作ることは可能です)。
「少しお金がかかっても良いので効率的に、真面目に婚活や恋活をしたい」という場合は、無料で会えるTinderよりも、「ペアーズで無料会員を試してみて、マッチングしたら有料会員に登録する」という流れの方が良いでしょう(ペアーズで効率よくマッチングするための方法はこちらにまとめています)。
■ペアーズは会員数が多すぎる
ペアーズの特徴の項目でもペアーズの会員数の多さを解説していますが、会員数の多さはデメリットでもあるという考え方もあります。
会員数が多いペアーズで考えられるデメリットを考察します。
1.関東などの都市部では本当にライバルが多いのか
「ペアーズは会員数が多いが、ライバルの数も多い」というネット上の評判が散見されますが、これが「ペアーズはライバルの絶対数が多い」という意味であれば、登録者数自体が多いので、間違いありません。
しかし、ペアーズは、「男性の登録者数だけが多い」や「女性の登録者数だけが多い」というわけではなく、男女どちらの登録者数も多いです(各マッチングアプリのアクティブユーザーの比較はこちら)。
つまり、ライバル(同性)の数も多いですが、探せる相手(異性)の数も多いので、ライバルの多さは特に気にしなくても良いでしょう。
また、日本の慣習的に、一人の男性が複数の女性とお付き合いするようなことは非常に稀であるため(ほとんどない)、少数の高スペックな男性が多くの素敵な女性を奪うようなことはありません。
ただし、ライバルの絶対数は多いことと男女比率(7.5 : 2.5)を考えると、「一人の女性に複数の男性がアプローチするという競争的な状況」は起こりえます。
最初にメッセージを送った人が勝ちというわけではありませんが、仲良くなってお付き合いできるのは一人だけであるため、気になる人がいれば、早めにアプローチを行う必要はあります。
くらき
ペアーズのメッセージをやりとりし、初デートの約束までした女性がいました。
ただ、初デートの日が近づいてきた頃、「他に気になる方ができたので、メッセージはやめにしたいと思います。本当にごめんなさい。これまでありがとうございました!」とメッセージをいただいたことがあります。
単に私に魅力がなかっただけの可能性も高いですが、早めにアプローチして、早めにデートに行けていれば、こうはならなかったかもしれません。
ただ、もし一人の方が駄目だったとしても、他の人を探しやすいのも会員数が多いペアーズのメリットだと思います。
会員数が少ないと、そもそも次の人に切り替えることが難しいです。
たかはし
2.悪質なユーザーもいるので慎重に利用しよう
ペアーズをはじめ、マッチングアプリには、婚活、恋活をしたい一般的なユーザーだけでなく、残念なことに悪質なユーザーも存在しています。
ペアーズに存在する悪質なユーザーとは、サクラや業者だけではなく、
- 宗教やビジネスに勧誘する人
- 体の関係だけが目当ての人(俗にいうヤリ目)
なども含まれます(ペアーズに存在するサクラについてはこちら、業者についてはこちらで詳しく解説しています)。
マッチングアプリの運営が、
- 運転免許証などで本人確認をする
- プロフィールや最初のメッセージなどの審査する
- 通報が複数あったユーザーを強制退会させる
などの対応で取り締まったとしても、悪質なユーザー側に対策されてしまい、悪質なユーザーが完全に0になることはありません。
そのため、「悪質なユーザーがいないマッチングアプリを探す」のではなく、「相手が悪質なユーザーであるかもしれない」と常に考えながら慎重にマッチングアプリを利用するというスタンスの方が良いでしょう(悪質なユーザーの見分け方や対策はこちらの記事をご覧ください)。
ペアーズに絞った調査ではありませんが、当サイトが行ったアンケートでも一定数悪質なユーザーに遭うトラブルがあったという方がいます。
そのため、「悪質なユーザーがいたからペアーズやめよう」などと思考停止するのではなく、「どんなマッチングアプリにも悪質なユーザーも一定数いるからペアーズも気をつけて使おう」と考える方良さそうです。
たかはし
■マッチングしてもメッセージを返信してもらえないのは当たり前と考えよう
こちらも前項と同様、全てのマッチングアプリでいえることですが、ペアーズでは、マッチングしたとしても、その人とメッセージのやりとりができない場合が多いです。
これは、「相手に「いいね!」を押すこと」と「メッセージを送ること」の心理的ハードルが各人で全く異なるためであると考えられます。
例えば、
- メッセージのやり取りをしたいぐらいの人でないと「いいね!」を押さない
- 「いいね!」を押してくれた人のプロフィールを見て、悪くなさそうな人であればとりあえず「いいね!」を返すけど、メッセージのやり取りをするかどうかは様子見
など、「いいね!」を押す基準は人それぞれです。
マッチングしたらメッセージに返信してくれるのが当たり前と考えるのではなく、返信はあまりないものと考えましょう。
ささき
メッセージを一回でも返してくれたなら脈アリで、メッセージのやり取りが続くようならさらに脈アリと考えながら、謙虚な気持ちでアプローチすることが重要です。
それでも一人の人に固執することなく、何人かとやり取りを同時進行した方が、やりとりが途切れてしまった時の心的負担も少なくすませることができますし、相手にも必死さが伝わりにくいので良いアプローチがしやすいでしょう。
確かに相手に必死な感じがあると引いてしまうので、心の余裕を保つ意味でも複数の人にアプローチした方が、かえって本命の方ともうまくいくかもしれませんね。
たかはし
■マッチングした相手にブロックされてしまう
こちらも他のマッチングアプリにもありえることですが、ペアーズでも、マッチングした相手にブロックされてしまうということがあります。
マッチングしただけの状態でブロックされるならまだショックは小さいかもしれませんが、メッセージを何度かやり取りした後にブロックされてしまい、大きなショックを受けてしまったという方もいます。
ただ、
- 「この人とは婚活や恋活の対象としてはできない。」
- 「希望を持たせるよりもブロックして終わらせよう。」
- 「他に良い人と出会ってしまったから他の人はブロックしておこう。」
などの心理からブロックすることはありえないことではありません。
ペアーズは、LINEなどとは異なり、ブロックの解除ができない仕様なので(される側はもちろん、する側も解除できません)、ブロックされてしまった場合は、もうその人との恋愛はどうすることもできないと気持ちを切り替えて、他のお相手を探すようにしましょう。
よしだ
ブロックされる場合、自身に非がないことも多いですが、
- メッセージを送りすぎたかも
- 個人情報を聞きすぎたかも
など一度、自分の行いを振り返ってみるのも良いと思います。
■強制退会処分を受けてしまう
ペアーズのアプリストアの口コミなどを調査したところ、意外だったのが「ペアーズ運営に強制退会処分を受けた。」という口コミが散見されたことです。
ペアーズを強制退会させられる場合、運営からその理由を通知されないだけではなく、すでに支払った有料会員の費用も返金されません。
会員登録が取り消しとなった場合、利用者が退会した場合、その他の理由により利用者が会員資格を失った場合、有料サービスについて利用者が購入された利用期間が終了していなくても、返金は致しかねます。
参考:ペアーズ利用規約
「理由もなく強制退会処分を受けた」とする口コミもありますが、「理由もなく」というのは間違いで、ペアーズが理由もなく退会処分をするシステムや運営方針なのであれば、多くのログインしていないユーザーも退会処分になっており、検索すらできないはずです。
しかし、長期間ログインしていないユーザーアカウントが多数の存在していることから、強制退会させられる人は何らかの規約違反を行ったことが考えられます。
強制退会処分の原因は、メッセージなどをやり取りしていた相手の通報を受けて、ペアーズ運営がメッセージの履歴などを確認し、問題があると判断されたことによるものなどが考えられます。
ペアーズを正しく利用するだけであれば、強制退会処分などに怯える必要はまったくありません。
よしだ
「ペアーズの強制退会処分をされたのでペアーズは良くないアプリだ」というような口コミがネットで散見されるのは、飲食店の口コミの「普通に美味しかった口コミ」よりも「店員のミスで良くない思いをした口コミ」の方が悔しさを原動力にしているのでネット上に書かれやすいのと似ているかもしれませんね。
男性でも女性でも、お金を支払ってくれるかもしれない会員である以上、理由もなく強制退会処分させられることはビジネス的にも考えられません。
問題行動を起こした人を強制退会させるような運営であるということは一般ユーザーにとっては非常に良いことだと思います。
また、もし何らかの行いによってペアーズを強制退会させられたとしても、ペアーズの他にもいくつも良いマッチングアプリはありますので、切り替えて他のマッチングアプリを利用しましょう(ただし、自身の行動に問題がなかったかを見直す必要はあります)
たかはし
■ペアーズを他のマッチングアプリと比較した時のデメリット
ペアーズは、趣味の検索がしづらいとこちらの記事で言及しましたが、その他にも他のマッチングアプリよりも劣る部分があります。
その一つが、プレミアムオプションに加入しないと足あと(自身のプロフィールを見た人の履歴)を5人までしか見ることができないという点です。
いくつかのマッチングアプリの足あと機能に関して以下にまとめました。
足あと機能 | |
ペアーズ | 6人以上は有料会員でも見られない。有料オプション。 |
with | 過去1週間の人を表示 |
Omiai | 過去30日間の人を表示 |
タップル | 足あと機能なし |
ゼクシィ縁結び | 無料会員は5人まで。有料会員は無制限。 |
ペアーズは、男性の場合、有料会員であったとしても5人までしか足あとを見ることができません。
足あと機能は、自身のプロフィールなどに興味を持ってくれた人を見るためには良い機能であるため、それが有料オプションでないと見られないという点は、ペアーズが他のマッチングアプリよりも使い勝手が悪い部分といえます。
よしだ
足あと機能は、プレミアムオプションに加入するほど価値があるわけではないので、せめて有料会員は見られるようにしてほしいです。
女性の場合は、本人確認を終わらせれば無制限で足あとを確認できます(本人確認が終わっていない場合は5人まで)。
たかはし
ペアーズ基本情報
- 使っている人が非常に多い(累計会員数は1,500万人)
- 無料会員でもマッチング、一通目のメッセージが可能
- 検索機能が充実(10km以内などの近場の人も探せる)
- コミュニティ機能で趣味の合う相手を探せる
会員数が非常に多いため、様々な人に会いたいという方や、地方在住にもおすすめです。
ただ、業者などがいる可能性があるため、慎重に利用する必要があります。
良い口コミ | 彼氏ができた(かえでさんB、かえでさんC、りんごさん、ナナコさんA、ナナコさんB、ミミさん、シナモンさん、ねこさん、マオさん) 彼女ができた(かずさん、フジトさん) 結婚した(あいさん、れおなさんB) 年収や見た目の条件が良い方が多かった(かえでさん) |
悪い口コミ | ヤリ目がいた(ナナコさんE、ナナコさんF) パパ活相手ができてしまった(れおなさん) 恋人になれなかった(亜美さんA) 初対面でいきなり手を掴んで告白してきた(まる猫さん) 登録している男性が多すぎる(トモエさん) |
月額料金 (一ヶ月プラン) |
3,590円 (ウェブ決済の場合) |
目的 | 婚活、恋活 |
評価 (App Store) |
4.2 (208,514件) |
評価 (Google Play) |
3.3 (19,685件) |