本記事では、ペアーズに存在する業者、ヤリ目、既婚者、その他の悪質なユーザーを避けるための利用方法をまとめています。
目次
■ペアーズが行っている悪質ユーザー対策は不十分なので自分で身を守る必要がある
ペアーズの運営は、ユーザーが安心して、安全にペアーズを利用できるように、
- 本人確認作業ステップ1、ステップ2での審査
- プロフィール内容(写真や自己紹介文など)の審査
- 初回メッセージの審査
- 通報があった場合の当該ユーザーの調査や処分
など、様々な悪質ユーザー対策を行っていますが、それでもまだ不十分で、ペアーズ内には、
などが存在しています。
よりペアーズの安全性を高めるために、例えば、
- 本人確認作業ステップ2までを全員必須にする
- 電話番号登録を必須にして、SMS(ショートメッセージサービス)によって認証する
- Facebook認証を必須にして友達10人以上でないと登録できないようにする
などを行えば、さらに悪質なユーザーは減るでしょう。
しかし、このような非常に安全性が高いシステムを導入してしまうと、悪質なユーザーだけでなく、気軽に利用したい一般ユーザーも減ってしまいます。
ビジネスでマッチングアプリを運営しているペアーズの運営は、ユーザーの安全のためであってもここまでの対策はしづらいでしょう。
ペアーズ運営が行っている安全対策は不十分であることを踏まえた上で、ユーザーは、自分の身(時間、財産なども含めて)を守るためにも、前述の悪質なユーザーが複数存在しているということを認識し、慎重にペアーズを利用する必要があります。
■ペアーズに存在する悪質なユーザーに遭わない方法
残念ながら、絶対に悪質なユーザーと遭わないようにするというような方法はありません。
しかし、できるだけ遭わないようにする検索方法やマッチング後の対応はいくつかありますので、以下ではそれらをまとめました。
1.相手を検索するときは最終ログイン日を「3日以内」に設定する
前述したように、「自由業、経営者・役員に業者が多い」ですが、検索時に職業からこれらを省いてしまうと、一般の人も省いてしまう可能性があります。
そこで、まずは、自身の希望の条件と併せて、最終ログイン日を「3日以内」に設定して検索しましょう。
都会在住であれば24時間以内、地方在住であれば1週間以内など、検索結果の人数に応じて調節してください。
業者は、なりすましのアカウントを作成し、利用した後、そのアカウントを丁寧に削除するというような手間はかけず、単にログインせずに放置することが考えられます(最終ログイン3ヶ月以上の業者らしいアカウントがいくつもありました)。
そこで、最終ログイン日を絞って検索することで、休眠している業者アカウントを全て取り除くことができます。
また、業者以外の一般の方であっても、最終ログイン日が最近である人に絞って検索した方が、ペアーズを定期的に使用しているアクティブユーザーである可能性が高いため、長期間ログインしていない人と比べても、いいねが返ってくる可能性が高いでしょう。
2.本人確認済バッジがついているかを確認する
こちらの記事で解説していますが、ペアーズには、本人確認は2段階あり(ステップ1とステップ2)、両方終わらせると本人確認済バッジがプロフィールに表示されます。
本人確認ステップ2は偽証がとてもむずかしい本人確認方法であるため、業者などの悪質なユーザーは、ステップ2を終わらせることができず、ほとんどの場合、プロフィール内に本人確認済のバッジがついていません。
そのため、悪質ユーザーなのではないかと少しでも疑われる方がいた場合、本人確認済バッジがあるかどうかを判断材料に含めるようにしましょう。
ただ、残念なことに、ペアーズが本人確認作業ステップ2の推奨が不十分であるため、多くの一般のユーザーにも本人確認済みバッジがついていません。
例えば、「居住地 東京」にして、年齢などを全く設定せずに出てきた方100人を調べてみると、本人確認済バッジが付いている人数は男性会員100人中43人、女性会員100人中22人でした。
本人確認済の人に限定して探してしまうと(次項で解説しています)、上記例をもとに考えると、男性会員は6割近く、女性会員は8割近く減ってしまう可能性があります。
ペアーズの会員が非常に多い都市部であれば問題ありませんが、あまり会員数がいない地域に住んでいる場合、業者を省きたいからといって本人確認済検索方法ではありません。
あくまで一つの判断材料として本人確認済バッジを利用しましょう。
なぜ居住地を東京に設定して確認したのですか?
たかはし
よしだ
居住地を何も設定しないと北海道の人が検索結果に出てきてしまい、実質北海道を設定しているのとかわらないため、日本で一番人口が多い都道府県である東京にしました。
3.「本人確認済み」で絞り込み検索する
ペアーズには、本人確認済みの人のみを検索できる絞り込み機能があります。
前項で触れていますが、悪質なユーザーではない人も本人確認済みでないことが多いため、本人確認済みの人のみに絞ってしまうと、お相手候補がほとんど残らない可能性もあります(特に地方都市や郊外など)。
会員が多い都市部などであれば、「本人確認済み」の絞り込みを行ってもある程度のお相手が残るので、まずは本人確認済みの方のみで検索してみて、少ないようであればこの絞り込み機能を解除して検索しましょう。
よしだ
「本人確認済み」で絞り込み検索をする場合、自身も本人確認作業ステップ2を終えている必要があります。
4.出会って間もない段階ではLINEに移行しない
男性会員の場合は業者を避けるため、女性会員の場合は業者、ヤリ目などを避けるためにも、相手と仲良くなるまでは、ペアーズのメッセージ機能を通じてのみメッセージのやり取りをすることをおすすめします。
業者、ヤリ目などの悪質なユーザーは、出会って間もないのにも関わらず、何らかの理由をつけてLINEに移行させようとします(詳しくはこちら)。
なぜなら、LINE内でのやりとりであれば、何か問題を起こしてペアーズ運営に通報したとしても、ペアーズ運営ではその問題を確認できず、悪質なユーザーが処罰されにくいためです。
LINEに移行するタイミングは、性格や相手との距離感などにもよりますが、万全を期するのであれば、数回会って、相手が信頼できる方だとわかってからでよいでしょう。
よしだ
メッセージをやりとりして、より仲良くなるという最も重要な目的は、LINEでもペアーズのメッセージアプリでも達成できます。
LINEに誘われた場合、他の人よりも距離を縮められたという勘違いの優越感から許可してしまう場合もありますし、逆にLINEに誘うことで距離を詰めようとする場合もあります。
LINEでも、ペアーズのメッセージでも、距離を詰められるかどうかはあまり変わらなそうです。
「ライバルより先にLINEを聞かなかったために、ライバルに負けてしまった!」という方がもしいるとしたら、それはLINEと関係ないところで負けたのだと思います。
たかはし
5.できるだけ相手に個人情報を伝えない
ペアーズのメッセージでしかやりとりをしていないのであれば、相手が悪質なユーザーであると発覚した時点でペアーズで相手をブロックすれば、相手との関係をすぐに終わらせることができます。
しかし、LINEを交換した後に相手が悪質なユーザーであると発覚した場合は、ペアーズだけでなく、LINEもブロックする必要があります。
このように、相手に個人情報を伝えれば伝えるほど、相手との関係を断つのが難しくなるため、マッチングアプリ駆け込み寺では、何度も会って相手が信用できるとわかるまでは前項のLINEも含めて、相手に個人情報を伝えないことをおすすめします。
先に挙げたLINE IDも個人情報ですが、その他に
- 本名(LINEのプロフィールも注意)
- 写真(LINEのプロフィール画像も注意)
- 電話番号
- メールアドレス
- 自宅の住所
- 自宅の最寄り駅
- 勤務先名
- 勤務先の最寄り駅
なども個人情報であり、これらを相手に知らせてしまうと、もし相手が悪質なユーザーであると発覚した場合に、相手からのアプローチを遮断するのが非常に困難になる可能性があります。
ちなみに本名、電話番号、メールアドレスなどはもちろん重大な個人情報ですが、写真も
- 写真そのものをGoogleで検索する
- 写真に写っているものから個人情報を得る(鏡や金属に写り込んでいるものも含む)
などが可能であるため、不用心に送らないほうが良いでしょう。
もし、マッチングアプリで出会った相手とLINE交換をするのであれば、交換する前にLINEのプロフィールを見直しておきましょう。
LINEのプロフィールの名前が漢字のフルネームである場合、ひらがな、カタカナ、ローマ字に変更したり、ニックネームに変更したりしておけば、個人情報が漏れにくいです。
また、LINEに登録してある写真も本人の写真ではなく、動物や趣味の写真に変えておけば、より安全です。
たかはし
私の友人(女性)の話ですが、ペアーズで会った相手に自宅最寄り駅を伝えてしまったそうです。
その相手とはあまりうまく行かなかったのでお断りしたのですが、その後、夜に「どうしてもお話したいので、○○駅で待ってます」とメッセージが来たそうです。
そのことがあってから怖くなってLINE交換も控えているようです。
くらき
それは怖いですね…。
個人情報を伝えるのは相手が信頼できると確信できたらとペアーズのガイドには書いてありますが、信頼していた人に裏切られることすらある世の中なので、どの段階で個人情報を伝えたら良いのかの見定めが難しいですね…。
ささき
マッチングアプリで出会った方がお付き合いしてから豹変してDV男に変わったという事例もアンケートでありました(アンケート結果はこちら)。
付き合ってから信頼できなかったと分かるケースもあるため、まだ会ったことがない相手を信用するのは早すぎるといえそうです。
くらき
基本的にはマッチングアプリで出会った相手には個人情報をほとんどお伝えせずに、どうしても聞かれたら「もう少し仲良くなってからにしませんか?」とか「安全のためなのでお伝えできません。すいません。」と伝えてわかってもらうしかないかもしれませんね。
男性がそのような断られ方をされた場合(LINE交換を拒否された場合など)、「この女性には好意を持ってもらえていないな」と勘違いしてしまう方がいるそうですが、「好意のある、なし」を「個人情報を伝えるかどうか」で判断してしまうのは良くないですね。
たかはし
一度LINE交換を断ったぐらいで離れていくのであれば、縁がなかったと諦めても良いように思います。
女性側が自身の安全のためにLINE交換を拒否するというのは真剣である証拠ですし、それをわかってあげられないような男性(気持ちを汲むことができない)とはその先もうまくいかないかもしれません。
6.信用できるまで相手の車でのデートや移動はしない
車でのデートや移動は、
- 電車やバスなどの公共交通機関では行きづらい場所にも行くことができる
- コロナ禍での密集を避けることができる
- 騒音がないため話をしやすい
などのメリットがあります。
ただ、車でデートをする流れで、そのままホテルなどに連れ込もうとするヤリ目の男性や下心が強い男性が存在するため、その人が信用できると判断するまでは、車でのデートに誘われたとしても、断っておいた方が無難です。
たかはし
マッチングアプリ駆け込み寺でインタビューしたナナコさんも、車デートに誘った相手がヤリ目だったため「いきなりキスをされ、座席を倒されました。私は「怖い!!」と思い、びっくりして泣いてしまった」と話していました(ナナコさんの体験談はこちら)。
車デートは相手が何をしてくるかわからないので、相手が信頼できるとわかるまでは控えましょう。
車での移動に関しては、ペアーズの安心・安全の取り組みとガイドにも記載されています(つまりそれほどのトラブルが報告されているのかもしれません)。
マッチングしたお相手に直接会うとき
移動時は公共の乗り物を利用するなど、個人の車や二人きりの移動は出来るだけ避けましょう。
地方であっても、都市部であっても、相手が信用できるかわからない内は、公共交通機関を使って集合場所に向かうようにしましょう。
車デートの怖いところは、相手が何か良くないことをしてきたとしても、
- 車を降りることができない
- 降りても安全に帰宅できない
などの可能性があるため、即座に離れることができないということです。
たかはし
逆に男性はヤリ目などと勘違いされないためにも、信用してもらえるまでは車デートには誘わない方が良いでしょう。
- 「デート前には車で迎えに行くよ」
- 「デートが終わった後、車で送るよ」
といわれたとしても、女性側は警戒しますので、女性側からお願いされない限りは提案してはいけません。
7.複数人で会ったり、パーティへ行ったりしない
マッチングアプリで出会った相手と会う場合、その相手が信頼できるとわかるまでは、二人で会うようにしましょう。
相手が複数人で会いたいといってきた場合、ネットワークビジネス(MLM)などに勧誘しようとする業者である可能性があるためです。
- ネットワークビジネス(MLM、マルチ)
- 宗教
- ビジネス(高額な情報商材など)
などの勧誘においては、より説得力をもたせるためなどの理由で、複数人で会おうとする場合があります。
もしくは、はじめは二人で食事をしたのに、
- 「友達が近くにいたので」
- 「友達が時間を潰したいようなので」
- 「紹介したい知人がいるので」
などの理由で、途中から他の人が合流する場合もあります。
その他、「知り合いが行っているパーティに一緒に行かないか」と誘われて、行ってみると、MLMのメンバーのパーティだったということもあるようです。
マッチングアプリで出会った相手と会う場合、特別な理由がない限りは、二人で会うようにしましょう。
女性の場合で、どうしても二人で会うのが怖いという場合は、ペアーズのビデオデートを利用して、まずは相手の顔や声などを聞いてみると良いと思います(ビデオデートの機能についてはこちらの記事で解説しています)。
たかはし
くらき
女性から「二人で会うのは少し抵抗があるので、知り合いを呼んでも良い?」と聞かれて、許可したら複数人でネットワークビジネスの勧誘をされるというような手口が思いつきますね…。
もし相手が業者なら不要な手順を省きたがるので、ビデオデートは嫌がると思います。
複数人で会うことを希望されたら、すぐに業者だと考えていっそのことブロックしてしまうのも良いですが、もし相手がとても良さそうな人なので見極めたいということであれば、ビデオデートを提案するというのは良い手段ですね。
8.会うお店は事前に決めておき、ネットで口コミを調べる
稀なトラブルですが、マッチングアプリで出会った女性ユーザーがおすすめするバーに行ったところ、高額な料金を請求されたという事件が、主に都市部などで発生しています。
この事件は、女性ユーザーとぼったくりバーがグルであり、訪れた男性に高額な料金を請求するという手口で行われています。
もちろん、これらの女性ユーザーは、お金を支払ってくれる男性を探すためにマッチングアプリに登録しています。
たかはし
よしだ
出会った女性がぼったくりバーとグルである可能性は、ペアーズの女性会員数から考えると、非常に稀であるといえます。
しかし、ぼったくりバーとグルの女性は積極的に「いいね!」を送ってマッチングしようとするため、一般ユーザーの女性よりはマッチングしやすいといえます。
ペアーズではありませんが、マッチングアプリ駆け込み寺が行ったアンケートでも、ぼったくりバーの被害に遭ったという男性がいました(アンケート結果はこちら)。
たかはし
ぼったくりバーに誘う口実のために、プロフィールには「お酒が好き」「バーなどによく行く」などのアピールをしている場合があります。
一般の女性ユーザーでも、お酒が好きならそのように書く可能性があるので、お酒が好きなだけで女性を除外するのは良い出会いの可能性を増やすためには有効な方法ではありません。
ただ、ぼったくりのトラブルに巻き込まれるのを避けるために、仲良くなって会う場合、初めて会うお店はあらかじめ相談して決めておくようにしましょう。
もし、女性側からお店を提案された場合、念のため、そのお店をインターネットで検索し、食べログなどで口コミを確認しておきましょう。
相手が一般の女性ユーザーだったとしても、お店の口コミを調べておいて、そのお店が良いのかどうかを確認するのはデートを成功させるためにも重要です。
たかはし
インターネットで事前に調べられないように、お店は当日までわざと決めずに、会ってから、ぼったくりのお店に連れて行くという可能性があります。
また、通常の店舗で飲み食いをした後の二次会として、「近くに知り合いがやっているバーがある」などと誘う場合もあります。
ぼったくり被害に遭わないようにするためには、「自分もぼったくり被害にあってしまうかもしれない」と念頭におき、
- メッセージのやりとりをしている段階
- 会った段階
- 知らないお店に誘われた段階
など、どの段階でも遅くはないので、違和感を感じた時点でその女性との関係を断つようにしましょう。
ちなみに、ぼったくりバーで請求された料金を支払ってしまうと、後で警察に相談しても対応してもらえません(警察は民事不介入のため、請求料金を払った時点で話し合い成立とみなされる)。
当然、ペアーズ運営も、アプリ外のことなので対応してくれません。
よしだ
格闘家の朝倉海さんが、実際にマッチングアプリで出会った女性にぼったくりバーに連れて行かれた動画を公開しています。
動画見ましたが、女性が相当ありえない注文してますね…。
朝倉海さんの場合は、ぼったくり料金を支払わなくても済んでいますが、支払わされる人の方が多そうです。
たかはし
ペアーズ基本情報
- 使っている人が非常に多い(累計会員数は1,500万人)
- 無料会員でもマッチング、一通目のメッセージが可能
- 検索機能が充実(10km以内などの近場の人も探せる)
- コミュニティ機能で趣味の合う相手を探せる
会員数が非常に多いため、様々な人に会いたいという方や、地方在住にもおすすめです。
ただ、業者などがいる可能性があるため、慎重に利用する必要があります。
良い口コミ | 彼氏ができた(かえでさんB、かえでさんC、りんごさん、ナナコさんA、ナナコさんB、ミミさん、シナモンさん、ねこさん、マオさん) 彼女ができた(かずさん、フジトさん) 結婚した(あいさん、れおなさんB) 年収や見た目の条件が良い方が多かった(かえでさん) |
悪い口コミ | ヤリ目がいた(ナナコさんE、ナナコさんF) パパ活相手ができてしまった(れおなさん) 恋人になれなかった(亜美さんA) 初対面でいきなり手を掴んで告白してきた(まる猫さん) 登録している男性が多すぎる(トモエさん) |
月額料金 (一ヶ月プラン) |
3,590円 (ウェブ決済の場合) |
目的 | 婚活、恋活 |
評価 (App Store) |
4.2 (208,514件) |
評価 (Google Play) |
3.3 (19,685件) |